マンション購入記録
 
 

食洗機修理(2)

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工具を持って戻ってきたパナソニックの方は、床に養生用のシートを敷いて本格的な作業開始。まず、食洗機とキッチン天板の隙間に長い工具を差し込んで、ハンマーでカツンカツンと叩き始めました。ええっ!?大丈夫?と思っていると、引き続き食洗機がゆっくりと引き出されてきました。

手前の部分に汚れがたまっているのはご容赦を。こうやって食洗機を抜き出してみると…

なんと…天板に余計な木の板が…。

そしてパナソニックの人が一言。「この、マジックで書いてある番号…隣の部屋の番号じゃないですか?おまけにこの木、両面テープで留めてあるので多分不要なものですよ」

そう、天板を運搬する際の下駄のようになる板が両面テープで付いたままに。おまけにどうやら、天板は隣の部屋のもののようでした…。さらに、通常は天板を取り付けてから食洗機をはめ込むところを、この施工者は「食洗機を取り付けてから、上から天板を被せた」ようなのです。だから、あとから食洗機を取り外そうとしても外れなかったのですね。

それにしても…隣の部屋の部材が来ていたということは……もしかして7年前の内覧会で発覚した、「頼んだゴミ処理機が付いていなくて食洗機が付いていた問題」の原因は、純粋に隣の部屋と部材一式を取り違えていたことだったのは???

ま、販売会社も施工会社も倒産してしまった今となっては確かめる術もありませんが、いずれにしても、この板は不要そうなので取り外してもらいました。

で、結局食洗機異常の原因は、背面にある給排水管の劣化による緩みで水漏れを起こしていたことでした。ゴム製の部品がかなり硬化してしまっており、留め具と接続部の間に隙間が空いていたようです。

単純に締め直すことで応急処置も可能でしたが、このあたりの部品は消耗品でどうしても経年劣化は避けられないとのこと。というわけで、一式の交換をお願いしました。費用は工賃込みで15,600円。

作業は1時間弱で完了し、その場で支払いを終えたあと、内部の清掃も兼ねた空っぽでの試運転を行って終了。

で、1つオマケの効果が。なんと、冒頭に書いていた食洗機と引き出しの干渉も直っていたのです。ということは、恐らく天板についていた余計な板の粘着テープが緩むか板がゆがんで、天板から食洗機を押し下げてしまっていたのでしょう。なんというか、7年越しで施工ミスと不良が発見、正されるというオチまで付いた食洗機修理イベントでした。

ちなみに、パナソニックの方に最新型の食洗機に置き換えた場合どうだろう?ということを聞いてみましたが、機械自体は非常にシンプルな作りで、新しいモノでも目立った新機能は無いとのこと。今回の部品入れ替えで今の機械はまた暫く使えるので、今のまま使い続けてなんの問題もないとのことでした。そんなもんなんですね。


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撮影 2010/06/12
作成 2010/06/20
更新 2010/06/20

 
 
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