マンション購入記録
 
 

IKEA BILLY(書棚)を購入(1)

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以前からやってみたかったことに、「壁面収納」というのがありました。壁一面の棚に、本やらモノやらを入れるというアレ。パナソニックなどがかなりカスタマイズ可能な製品(パナソニック キュビオス: http://sumai.panasonic.jp/shuno/cubios/index.html)を出していますが、「金銭感覚が狂っている家屋購入時」じゃないと買えなさそうな値段であることから、完全に諦めきってました。

以前、賃貸に住んでいるときは、引っ越しその他を考えてなるべく書籍は買わないようにしていたのですが、さすがに持ち家としてのマンションを購入して7年、だいぶ自主規制が緩んできて本が増えてきています。そこで、妥協案として「安くて背の高い本棚で壁面収納もどきをやろうじゃないか…」と思ったのが昨年の春頃。そして、やっと具体的なアクションを起こすことにしました。

選んだのは、IKEAの「BILLY(ビリー)」シリーズの書棚。

IKEA: BILLY書棚システム
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/categories/range/10364/11683/

30年の歴史があるシリーズであることから、恐らく今後も類似製品が出続けるであろうということと、基本的なオプショナルパーツが豊富で、自由度が高いこと。そして値段が比較的手頃であることから、実際に店頭で実物を見て購入に踏み切りました。もともとIKEAの家具は日本製のそれにくらべて端々の仕上げが今ひとつであるというイメージがあったのですが、これは言ってみれば「大きなカラーボックス」、別に綺麗な装飾やフィニッシングが重要になるものでもないし、頑丈であればそれでいいということで従来の「IKEAのモノは買わない」という方針を転換、初めてのIKEA家具導入となりました。

購入

購入したのは下記の組み合わせです。

  • BILLY 80x202 ミディアムブラウン(本体): 201.698.37 : 9,900円
  • BILLY 上部追加ユニット 80x35 : 501.801.12 : 5,000円
  • BILLY 追加棚板 : 701.819.69 : 2,000円

締めて16,900円。設置する部屋の天井は250センチなので、上部に1段の追加ユニットを加えて238センチにすれば、あと22センチの耐震ポールを入れることができる、と踏んでの組み合わせです。

IKEAはいろんなコストを省くことで安く提供というのを売りにしていることから、基本的にはすべて持ち帰りです。問題は、小さい子がいることと、うちの車の都合上「一人で持ち帰らないといけない」ということでした。この製品、本体だけで長さが2メートル、重さが37キロあります。IKEAのパッケージはきっちりとサイズを揃えた長方形になっており、持ち手も何もありません。これをカートに乗せてレジを通し、車まで運んで積載、持ち帰ってさらに駐車場から部屋まで運ぶことを考えるとうんざりしましたが、送料が4,000円と言われれば自分でやるしかありません。

一度家族を家に置いてから一休みして再度出発、助手席と後部座席を倒した車になんとか乗せて持ち帰りました。そして、来客用の平起き駐車場を借りて一旦駐車場で梱包を解き、ばらばらにして5往復で部屋に持ち込みました。この時点でへとへと。その日は寝ることにしました。

組み立て

翌日…組み立てです。一番大きな梱包を解くと、大きな側面の板と、横80センチの仕切り板、そして背面となるベニヤ(ガムテープのようなもので連結されて三つ折りになっている)、それにねじや釘、説明書が入っています。釘?そうなんです。釘を一部使うのです。というわけで、必要なものは下記の通り。

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • かなづち

まずは、仕切り板に木製のダボを差し込みます。手でも入りますが、かなづちで軽く叩いた方が楽に入ります。穴は2つありますので、外側に差し込みます(内側はこのあとに用意する金属製のねじが入ります)。

 

続いて、側面の板に開いている穴のうち、内側に金属製のねじをねじ込みます。ここでプラスドライバーを使います。

 

一通りねじをねじ込むとこんな感じになります。説明書によると、まずは片側の板だけにねじ込むようですね。

 

次に、側面板に、最初に用意したダボを付けた仕切り板を差し込みます。2つある穴の内側には金属ねじ、外側にダボが刺さるようになりますが、ちょっと左右に振りながらねじ込まないと入らないかもしれません。

 

可動式じゃない仕切り板は上中下の3枚。それぞれを差し込むとこんな感じになります。

実はこの写真の段階で1枚差し間違えてるんですよ…左端の板、裏面が白いですよね。これは本当は写真右端(写っていないところ)の最底部に使うものだったのですが、間違えて一番上に持って行ってしまいました。このあと、一度外して差し直しています。

 

先にねじ込んでいた金属ねじの頭は、差し込んだ仕切り板の裏側に開いている穴から見えるようになっていて、そこに写真にあるプラスチック部品をねじ込むことで固定できるようになっています。

 

こんな感じですね(ピンボケすみません)。左側のように差し込んだ後、マイナスドライバーで右に回すと0.5周ほど回ったところで止まります。これで固定完了。

 

全部差し終えるとこんな感じになります。

 


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撮影 2010/03/21
作成 2010/03/21
更新 2010/03/21

 
 
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